1953-03-07 第15回国会 衆議院 労働委員会公聴会 第1号
このことは好ましい方向ではなく、いやが上にも極左暴力主義的な傾向が、その政策のもたらす結果として現われて来ることを憂慮するものであります。 私はその他多数の反対の論拠を持つておりますが、以上のごとく、要約すれば、まず憲法に反するもの、違憲の立法であること、同時に一国の政府が一方的に大資本家の利益を擁護するその固有の目的で、ここにこのような法律を提案しているというふうに断ぜざるを得ません。
このことは好ましい方向ではなく、いやが上にも極左暴力主義的な傾向が、その政策のもたらす結果として現われて来ることを憂慮するものであります。 私はその他多数の反対の論拠を持つておりますが、以上のごとく、要約すれば、まず憲法に反するもの、違憲の立法であること、同時に一国の政府が一方的に大資本家の利益を擁護するその固有の目的で、ここにこのような法律を提案しているというふうに断ぜざるを得ません。
第一に、吉田内閣並びに吉田総理大臣の、憲法の精神を蹂躙し、国会軽視、一党独裁の政治は、日本に極左暴力主義並びにフアツシヨの抬頭を促進せしめつつあるからであります。(拍手)憲法は国家活動の源泉であります。あらゆる法律、政令は、この憲法を源泉として出で来つたものであります。何人といえども、憲法を軽視し、蹂躪し、ましてこれを否定することはできないのであります。
○村尾重雄君 最後に法務総裁のお考えを伺つて私は質問を終りたいと思うのでありまするが、この法案が共産党の極左暴力主義的活動をば防ごうとしたものであるということは間違いないものと思うのであります。そこで我我も極左的な暴力主義的活動、行動というものに対しては反対いたすものであります。
特に特殊の極左暴力主義団体が不利益な扱いをされることに対する強い反対は申すまでもないことであります。或いは又濫用の危険なしといたしませんが、この扇動行為、これらこそ本法の目的として極めて必要であります。先般メーデー事件後に私の家へ、並びに近所へ配つて歩いたこういうビラがあります。
つまり会社のセクト主義、一般の公益企業であるということを忘却した、会社單位のセクト主義に大きく原因していることと、組合で極左、暴力主義者を排除したということが御用化の直接原因として拍車をかけたのではなくて、当時の組合の内部が一つのまとまつた電産十四万という、こういう強固な組織が、非常事態によつてがたがたになつた。